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更新日:2015年9月4日

特集 日本のミケランジェロ 石川雲蝶

江戸時代末期に活躍した木彫りの名工、石川雲蝶。越後のミケランジェロ、はては日本のミケランジェロと称され、県内各地に多くの作品を残しています。謎に包まれた雲蝶の人物像と圧倒的なまでに美しい作品の数々をご紹介します。

特集 石川雲蝶 圧倒的な美の迫力が感動を呼び起こす

  • 永林寺
  • 西福寺開山堂
  • 秋葉三尺坊大権現
  • 貴渡神社
  • 石動神社
  • 本成寺

圧倒的な美の迫力が感動を呼び起こす。

地図江戸時代の末に活躍した木彫りの名工、石川雲蝶の作品たちとの出会いは、驚きとともに感動に包まれる。重厚感と迫力、かと思えばモチーフをやさしく表現する繊細さと鮮やかな彩色。その美しさに魅せられ、思わず作品の前に立ち止まってしまうのだ。
各地に多くの作品が残されているにもかかわらず、雲蝶本人については謎に包まれている。記録がほとんど残っていないためか逸話も多く、実にミステリアスだ。
雲蝶は文化11(1814)年に江戸の雑司が谷に生まれ、本名を安兵衛といった。石川流の彫物師として知られ、同じく名工といわれた小林源太郎とともに越後へやってきて、三国峠の三国権現社において金剛力士像の競作をしたと伝えられている。その後、三条の酒井家に婿養子に入るのだが、「良い酒と鑿(ノミ)を終生与える」との条件で越後入りしたとの話や、永林寺の作品を残すきっかけが賭け事だったという話もあり、破天荒な人物像が思い描かれる。

雲蝶は凄腕のコーディネーターであり「日本のミケランジェロ」とも称される。作品は木彫りにとどまらず、石の彫刻や襖絵や漆喰、障子など、どれをとっても雲蝶の世界観がダイナミックに表現されている。150年を経てなお人々を魅了する、石川雲蝶の足跡をたどってみよう。

西福寺開山堂(魚沼市)の天井彫刻「道元禅師猛虎調伏の図」

西福寺開山堂(魚沼市)の天井彫刻「道元禅師猛虎調伏の図」

三間四方いっぱいに施された透かし彫りには、道元禅師と虎、龍神の他に鷲や猿、いわつばめなどの生物が隠れている。雲蝶と依頼主である和尚は、階段の下から完成したばかりの彫刻を眺め、お互いに感動したことだろう。150年たった今も、当時のままの色彩が美しい。

石川雲蝶の作品が残る施設一覧

弥彦・三条エリア

施設名

所在地

お問合せ
電話番号

石動神社

石動神社
(イスルギジンジャ)

三条市吉野屋

三条市営業戦略室 
0256-34-5511

亀

本成寺
(ホンジョウジ)

三条市西本成寺1-1-20

本成寺
0256-32-0008

長岡・柏崎エリア

施設名

所在地

お問合せ
電話番号

秋葉三尺坊大権現

秋葉三尺坊大権現
(アキバサンジャクボウダイゴンゲン)

長岡市(旧栃尾市)谷内2丁目

栃尾観光協会
0258-51-1195

貴渡神社

貴渡神社
(タカノリジンジャ)

長岡市(旧栃尾市)栃堀

栃尾観光協会
0258-51-1195

林興庵

林興庵
(リンコウアン)

川口町大字中山280

林興庵
0258-89-2713

湯沢・魚沼エリア

施設名

所在地

お問合せ
電話番号

永林寺

永林寺
(エイリンジ)

魚沼市根小屋1765

永林寺
025-794-2266

西福寺開山堂

西福寺(開山堂)
(サイフクジカイザンドウ)

魚沼市大浦174

西福寺
025-792-3032

龍谷寺

龍谷寺
(リュウコクジ)

南魚沼市大崎

龍谷寺
025-779-2020

穴地十二大明神

穴地十二大明神
(アナチジュウニダイミョウジン)

南魚沼市穴地

南魚沼市観光協会
025-783-3377

瑞祥庵の仁王像

瑞祥庵の仁王像
(ズイショウアンノニオウゾウ)

南魚沼郡湯沢町大字土樽4595

湯沢町観光協会
025-785-5505